第一回御岳音楽祭から音楽活動を再始動。2023/11/13

川も音楽も人に喜んでもらうためにやっているんだ

先日は第一回御岳音楽祭ライブバー・パーパスの田村ナオさんと共催させて頂き、多くの有志のスタッフ&ミュージシャンに支えられ、力を貸してもらい無事に開催することができました。
僕自身は、リバーボードクラブのYoheiとして、この7年間、御岳エリアでずっと活動してきました。
シンガーソングライターとして曲を書いて歌ってきた時間はもっと長く過ごしてきました。
だけど、いつからか音楽に気持ちを向けていく余裕が無くなり、リバーボードクラブの運営も多くの壁にぶち当たり、苦悩しながら何とかギリギリやってきた。
何のためにリバーガイドを続けているのか分からなくなる時や、何のために音楽活動をしてきたのかも分からなくなる時期がずっと続いてきた。

でも、気づいたことがある。
そんなときの矢印はどこへ向いていただろうか?
今よりもっと何かが必要だと考えていた時の矢印は自分自身に向いてしまっていた。
何がどれだけあればEnoughで、どれくらいだとNot enoughで、どれくらいだとToo muchなのか。
老子の言葉で「足るを知る」という言葉があるけれど、その言葉が心に刺さり、いつも心の中心に置いて過ごした一年だった。
世界で一番貧しい大統領で有名なホセ・ムヒカさんも同じことを言っていた。
その言葉が今までの自分の心得や心構えを正すきっかけを与えてくれたと思っている。
そして、自分の持つスキルや能力は人に喜んでもらえて初めて本当に意味を持つということも再認識させてもらえた。

どんな時も、その矢印は人が喜んでくれることを目指して、人へと向いているべきだなんだ。
でも、自分が生活に追われて苦しいときには、そのことを忘れてしまうこともあったと思う。
自分のできることで、一人でも笑顔で楽しい時間を過ごせてもらえたら、それはとても素晴らしいことだ。
リバーガイドとしての経験も、リバージプシーとしての音楽も人に喜んでもらうためにずっと磨いてきた芸事なんだ。
そのことを再認識できた2023年。
そしてそれを改めて確信できた第一回御岳音楽祭。
今後はずっとお休みしてきたリバージプシーとしての活動も再始動して、人に喜んでもらえるような音楽活動にしていきたいと思います。

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