自分の物語の主権を誰にも渡すな!

誰からも求められていないことを、ゼロから作っていく作業は、どんな時だって孤独な作業だ。
自分が今まで作ってきた曲を、自分で録音することに決めて、少しずつ取り組んでいるけれど、黙々と一人で作業している時は、色んな事が頭の中をグルグル回る。
作ったところで、世の中の人は見向きもしないだろう、とか、何のためにやっているのか、とか。
でも、それって人の目や評価を気にしちゃっているから生まれる迷いや葛藤。
人の評価を気にした瞬間、その作品は純粋じゃなくなる。
人に自分の評価を委ねた瞬間、自分の物語の主権を失ってしまう。
誰かを説得するということは、自分の物語を人に押しつけるということ。
説得されるとは、その人の物語を押しつけられるということ。
人に理解を求めるということは、自分の物語の主権を放棄するということだ。
心が沸き立つような情熱に身を委ねろ!
いや、情熱自体も最初の孤独な一歩を踏み出して、歩き続けなければ、意味も情熱も何も生まれない。
最初の一歩はいつも孤独な一歩

僕は孤独だ。
仲間や友達、妻、家族はいる。
だけれど、自分の存在を賭けて世間や社会に挑むとき、僕は完全に孤独だし、周りの人はそれを見守ることしかできない。見守ってくれているだけ、すごくありがたいわけですが。
自分は群れることも好きじゃない。
群れの一部になりそうだと、そこから抜け出してきた。
そもそも、自分は人から好かれようとしないし、好かれそうになると、何故だか距離を取ってしまったりもする。
自分の不完全さ、足りなさ、未熟さに対するコンプレックスの大きな塊。
だけど、だからこそ成長したいし、そのために挑戦をしたい。
挑戦する度に恥をかくし、バカにもされる。
そして、色んな勘違いや誤解もされる。
それがまた自分の闘志に火をつける。
その時点で人の目を気にしちゃっていると言えばそれまでだけれど。
本当に負けず嫌いでもある。
全てを振り払うためにやり続ける
色んな人の声、評価や目を気にしない、でも頭の中に次々と浮かんでくる。
それを振り払うように何度もチャレンジして、失敗してを繰り返す。
その苦悩の中を掻き分けるように進んでいった先に、ちょっとした光が見えることがある。
それを感じたときにはすごく嬉しくなる。
これだけ、他人の物語がSNSやyoutube、ネットニュースなどを通して目にする機会が増えている中で、そこから距離を置くことが難しかったりするけれど、それらのことに時間を費やしている間は、人の物語に自分の時間をとられているということなので、自分からは何も生み出さない時間になる。生み出されるものといえば、人と自分を比較することで生まれる劣等感や焦りだ。
バランス良く使う、は僕にはあまり向いていないと自覚している。
とはいえ、気軽に発信できるので上手く使いたいとも思っているが、「自分の物語の主権」はいつどんな時も失わないようにすることだけは、より意識するようになった。
自分の物語の主権は自分にある。
それは同時に孤独のなかで一人ポツンと自分の存在を主張していくということ。
その孤独な一歩を何歩も重ねて行くことでしか、その先の景色は見れない。
曲を作っているときも、ライブするときも、リバーボードを作っているときも、僕は孤独だけれど、その時は沸々と情熱が溢れてくるのを感じる。
ライブ情報、そしてライブをしたいと改めて感じた
現段階では詳細はまだ未定ですが、
場所:福生UZU
日時:12月20日(土)、恐らく18時ごろから
料金:未定、多分2000円前後くらい。
僕は、去年と今年は音楽に関してはすごくモヤモヤした時間を過ごしてきた。
音楽を通して、人との関係性において、上手くいかないことが多かったから。
だけれど、ようやく少しずつ、自分の物語の主権を自分に取り戻すことができるようになってきた。
もう人の目や考えや評価は気にしない。
人におもねらないし、人から好かれようともしないし、群れない。
自分の物語の主権は自分にある。
そして孤独な一歩を踏み出して歩いている。
世間に向かって自分の存在を主張し、空虚な孤独を感じる度に、情熱が湧いてくるのを感じる。
先日、福生UZUのオーナーのエリコさんがLive出演の声をかけてくれた。
改めてステージで歌いたいと思った。
ステージでこの情熱を表現したいと思った。
今年最後のライブ。
福生UZUで会いましょう。