旅するリバーガイドのStand by me

僕達リバーガイドは川から川へ旅をして生きてきた

川から川へ旅をして生きるリバーガイドの人生はいつも出会いと別れの連続。
僕自身もかつては、シーズンが終わるとまた次の仕事、次の出会い、自分の人生の可能性を求めて旅をしていました。この生き方にしがみついて生きていた。どうしてもこの生き方を諦めたくなかった。だけど、同時に色んな不安や葛藤が尽きない生活でもあります。
新しい川へ行けば、またそこで自分の存在、ガイドとしての価値を証明しなければいけない。
川からも社会からも、常に試される生活。
そんな中でも、この生き方を信じて、この生き方にしがみついて、僕達リバーガイドは生きている。
そんなリバーガイドとしての自分の人生を詩にして、僕の大好きな曲のStand by meに乗せて歌っています。良ければ是非聴いて下さい。

レコーディングは自分の長所と短所を受け入れる作業

今年の梅雨頃から、自分の部屋でひっそりとオリジナル曲のレコーディングを始めました。
最初は機会や録音ソフトの操作に慣れずに、時間ばかりが経過していきました。
そして、いざ録音できるようになっても、今度は自分の曲の完成度の低さとの戦いでした。
録音せずに歌っていたときは、感情が乗って良い感じの手応えがあっても、レコーディングしてみると本当に細かい部分が気になる。
そして何度も撮り直す。
そんな日々がずっと続きました。
それは、自分の曲とどっぷりと向き合う時間。どんどんブラッシュアップされていって楽しくもあり、もどかしくもある時間。これは本当にいつになったら納得できる録音ができるのだろうと、気が遠くなる瞬間も多々ありました。

歌とギターを一緒に演奏して、一緒に録音する法方にこだわった

というのも、僕はアコースティックギターと歌を一緒に録音することにこだわっているのもあります。
少しでも気に入らないところがあると全部最初から撮り直し。
現代では恐らく、歌とギターを別撮りするのが主流だと思いますが、敢えて一緒に同時録音することにこだわりました。何故ならそのままの自分の感情表現を録りたかったから。
ありのままの自分の感情を表現したかったから。
だから、リズムの揺れ、声の揺れも全て含めて、自分の感情と心拍数に合わせて歌いきった。
今の時代、音もリズムも正確で整った聴き心地の良い音楽が当たり前だと思うけど、自分の感情をライブのようにダイレクトに感じて欲しかった。
その自分の感情とも向き合ったレコーディングでした。
感情を出し切る。
その上で、演奏も歌もしっかりやりきる。
自分に課したハードルはこれだけ。
録音した音源を何度聴き直しても、その時々、場所、心情で聴こえ方が違う。
だから正解の無いものなんだなと、今は改めて思っています。
自分の感情を出し切って歌って、聴き手の心、感情に触れることができるか、どうか。
それに尽きるんだなと思っています。
なので、潔く自分の長所も短所も全部含めて、まずは自分で自分を受け止めて、受け入れて、ありのままを世に送り出す。
ある種、これは自分にとって、ここから先を、より前向きに生きるための儀式と言えるのかもしれない。少なくとも、自分の初めてのレコーディングを終えて、今はそう感じています。

Live告知!

明日、12月20日(土)に福生UZUでLiveに出演します。
18時オープン、18時30分スタート。
1番手でステージに上がります。
2000円+1ドリンクオーダー。
良ければ是非遊びに来て下さい!

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