Live告知とレコーディングのお話-2025/12/03

レコーディングすることで、改めて自分の表現と向き合っている

今、アルバムをレコーディング中で全曲オリジナルです。
その中から、今取り組んでいる曲で「君のこと思う」をお届けします。

誰にも求められていないのに、何のためにやるの?

レコーディングは自宅で完全一人で黙々と向き合いながら、学びながら、少しずつコツコツと取り組んでいます。
今は、世の中にある最高級の音楽に誰でも簡単にアクセスできちゃう時代で、何ならAIで完全な完成度の音楽もありながら、なんで自分は誰にも求められていない自分の音楽をレコーディングして世に放とうとしているのかと、自問自答したりする時期もありました。
じゃあ、自分の音楽って何なの?と、何のために詩を書いて曲作って歌っているのか?と。
それはきっと、「自分はここで生きているんだ!」という叫び、なのかなと思ったりしています。
自分の人生の中で経験したこと、その中で沸き起こった感情こそが、自分が音楽を通して表現したいことなんだと、改めて思っています。
その感情を表現して、世に放つ。
そこに、自分はここで生きているんだ!という叫びと感情とが混ざり合い、訴えかけるための表現として、自分には音楽があるんだなと思っています。

人がどう思うかじゃない。大事なのは自分の感情をぶつけて何が生まれるかだ。

何かを表現するにあたって、一つ大事にしていることがある。
それは、表現する前から、ひょっとしたら人はこう思うかも知れないだとか、そんなことを考えてないこと。考えてしまっていた時期があったけど、それってすごく意味の無いことだなと思っています。
自分が自分以外の人に向けて何かを表現するときって、人がどう思うかもしれない、を考えるのではなくて、自分の感情を表現のなかに詰め込んで、世に放ち、その表現を受け取った人が、どう味わって、どう咀嚼するか。それは表現の中に感情を詰め込んで、世に放って初めて生まれる現象であって、表現をしなければ何も生まれない。更に言えば、人がどう受け止めて、どう思うかなんて、結局の所どれだけ考えたって分かるわけがない。
であれば、人がどう思うかを気にして、自分の表現にブレーキがかかるなんて本当に意味の無いことだと、今は思っています。

レコーディングは自分の音楽と向き合う大事な時間

レコーディングしながら、自分が作った一個一個の曲の背景や、その時の感情を思い出しながら、また、それをどう歌って、どう演奏するのか、そういった細かい一つ一つのことと改めて向き合う時間を過ごている。それって、すごく良い時間だなと思っています。自分はギターとボーカルを同時録音、ギター弾き語りスタイルでレコーディングしています。
そのなかで、ミス無く、完璧に撮れたTakeよりも、一番感情が乗ったTakeをチョイスすることに決めて向き合っています。何故なら、アルバムには完璧な音よりも、自分の感情を詰め込んでお届けしたいから。完璧でミスの無い演奏に意識が向きすぎると、感情が乗り切らなかったりする。
まあ、そこのバランスで納得のいくものを何度も何度も撮り直しながらの作業だったりします。
それってLiveでも同じ事だなと思っています。
完璧にミス無く演奏することを意識しすぎるよりも、如何に感情を表現できるか。
それが、今の僕にとっては一番大切なことだと思っているし、そう心がけています。
アルバム完成までは、まだ少し時間はかかりそうですが、是非乞うご期待。

Live告知

12月20日(土)に福生UZUでLiveに出演します。
18時オープン、18時30分スタート。
1番手でステージに上がります。
2000円+1ドリンクオーダー。
是非遊びに来て下さい。

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